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EGS(Exposed Glazing System)工法 |
特殊な加熱装置と接着フイルムでガラスに金属を接着させる新しい加工工法 金属金具に貼り付けた透明シリコーンフイルム(SOTEFA
)を専用高周波誘導加熱装置で短時間にガラスに加熱接着させ、これまでにない意匠性と接着信頼性をもつ接着加工方法が可能になりました。 |
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◆特長 |
硝子への穴開け加工が不要であり、硝子の強度がそのまま活きます 透明シリコーンフイルムの接着により意匠性に優れている 短時間(10〜30分)で誰でも簡単に施工できる 特殊な加工装置を使用するため高い施工品質、省力化が実現 加工装置が軽量なため現場での施工も可能 特殊シリコーンフイルム(SOTEFA
)の使用により高い接着強度(最大40〜50kg / cm2)が発現 接着フイルムはシリコーンの特性(温度不変性、衝撃耐久性、耐候性)を長期間維持硝子の厚みと加熱時間の目安
硝子厚み 5mm
時間
\ 温度 | 130℃ | 150℃ | 170℃ |
10分 | × | ○ | ○ |
20分 | △ | ○ | ○ |
30分 | ○ | ○ | ○ |
| 硝子厚み 10mm
時間
\ 温度 | 130℃ | 150℃ | 170℃ |
10分 | × | × | ○ |
20分 | △ | ○ | ○ |
30分 | ○ | ○ | ○ |
| 硝子厚み 15mm
時間
\ 温度 | 130℃ | 150℃ | 170℃ |
10分 | × | × | △ |
20分 | × | ○ | ○ |
30分 | △ | ○ | ○ |
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◆施工(加工)方法 |
EGS工法は以下の手順で施工します。(1) | 接着面の洗浄 | | ゴミ、油分、手垢、水分などを適当な溶剤洗浄で除去する。 | (2) | SOTEFA
シートの貼り付け | | 冷蔵庫から取り出したSOTEFA シートを、接着させたい形状に切り取り、カバーフイルムを除去して接着したい部分に貼り付ける。 (予めSOTEFA
シートを貼り付けた金物をご使用したい場合はメーカーまでお問い合わせください) | (3) | 硬化・接着 | | 貼り付けた金属に専用加熱装置を装着し、所定の時間硬化接着させる。 (専用加熱装置の取り扱い方法は、取り扱い説明書をご覧下さい) (加熱時間は接着させる部材の厚み、材質により異なります。作業前に条件の確認を実施願います) | (4) | 硬化後フイルムシートのバリ取り | | 専用加熱装置により圧着され接着面よりはみ出たSOTEFA
フイルムシートのバリをカッターナイフ等で除去する。 | (5) | 施工上の留意点 | | 作業雰囲気温度が低い(10℃以下)場合は、接着面が結露しやすいため注意願います。 冷蔵庫から取り出したSOTEFA
シートが結露している場合は結露水を除去して使用願います。 作業雰囲気温度が低い(10℃以下)場合は加熱装置の時間設定を長めにして下さい。 合せガラスのエッジに近い部分、溝型ガラス等の特殊なガラスに関しては熱割れする可能性があります。 |
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◆ジョイントデザイン |
接着ポイントに取り付ける様々なジョイント金具により、スクリーン、ラックからケースまで、ほとんどの什器デザインが可能です。 又このほか、コネクター、ハンガー、棚ダボ、ラック金物などの内装品の部品固定から建築外装用補助固定材まで、幅広い用途に使用でき、オリジナル設計の展開に限りない可能性を追求できます。 (建築外装用途や落下防止処置のない内装部品への使用については、メーカーへの使用確認が必要です。) |
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◆接着物の一特性 |
詳細データーおよび取り扱い上の注意事項についてはお問い合わせください。 |
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◆透明接着フイルム(SOTEFA
)の製品形態 | ◎1mm×11cm×30m
(PPフィルムサンドイッチ) ロール巻き ◎1mm×11cm×18cm (PPフィルムサンドイッチ) 板状 |
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ここに記載されている事項、技術上の資料並びに推奨は、全て当社の信頼している実験に基づいていますが、その正確性若しくは安全性について保証するものではありません。 使用者は使用に先立って製品の自己の用途に適するか否かを判断し、それに伴う危険と責任を全てを負うものとします。 売主及び製造者の義務は、装置及びフイルム状接着剤が不良であることが証明された製品を取り替えることに限定されそれ以外の責任は負いません。 接着フイルム製造販売メーカー:東レ・ダウコーニング
株式会社 | | | |
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